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3.1.1.2.2.1.2 D−ATIS(Digital Automatic Terminal Information Service)
*57空港に展開予定。96年12月迄に55空港完了予定
*1995年11月からカナダの3空港で試運用中であるが、1997年12月迄に14空港に展開予定
(ARINCサービスに加入)。
*国際標準であるAR1NCSPEC−623によるサービスも開始予定(期日未定)
*米国でのこのサービスの特徴
a. 音声は、データベースを基本としデジタル・シンセサイザーを使用し、コントロールタワーから放送している。
b. 一方、すべてのD−AT1SデータベースはARINCにて、維持管理されている。(従って航空会社は航空機とは別にこのデータベースへのアクセスが可能である。)
(日本のAT1S/ARISをARINC SPEC−623で取扱う必要性、航空機・地上側の対応が必要)
3.1.1.2.2.1.3. TWIP(Terminal Weather Information for Pilot)
*1997年春迄には45空港迄展開予定。航空会社のデスパッチャーもアクセスすることが可能となっている。
*現在これらの通報のラベルに問題があり、正式に使用可能なラベルを検討中。
3.1.1.2.2.1.4 OCD(Oceanic Clearance Delivery)
*ARINC又はエア・カナダのデータリンク・システムを介して航空機にデリバリーしており、毎月5〜6,000通取り扱っており、これまでに200,000通程になっている。
*現在カナダの0CP(Oceanic Clearance Processor)を使用しているが、近々ARINC SEPC−623に対応するために“ATS Server”に置き換える計画である。
3.1.1.2.2.1.5 ADSATC Gateway
*1995年8月から極東ロシアのマガダンで運用開始、UALのフライトで確認され、最近、Rosaeronavigatsiaにより正式運用に供されている。
*米・ロ間の協定で、極東ロシアに5つのCNS/ATMルーターを解説することとなっており、1996年3月以降この内の3つが使用されている。
3.1.1.2.2.1.6 ATS Serverの開発
*1996年第4四半期迄に開発予定で、ATSアプリケーションでデータ・ベースとして必要な…
a. D−ATIS
b. TWIPS
c. その他の将来のアプリケーション(例、RVR)
*ARINCSPEC−623への移行をサポートするのものである。
3.1.1.2.2.1.7 DDTC(Datalink Delivery of Taxi Clearance)
*ランプコントロール及びFAAのATCタワーでの意思決定を援助するためのシステムであり、航空機種毎の色・シンボル及びアニメーションで表示される。
*アプリケーションは2種類が用意されている。

 

 

 

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